近藤義歯研究所セミナーに参加しました|本厚木駅すぐの歯医者|厚木市のさとう歯科クリニック

駐車場15台

キッズスペース完備

日曜日・祝日も診療しております

初診ネット予約受付

ご予約専用フリーダイヤル

0120-643-418

神奈川県厚木市林1-20-24本厚木駅 車で10分

近藤義歯研究所セミナーに参加しました

投稿日:2024年12月7日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは。コーディネーターの藤田です。

先日、12月5日の休診日を利用し、相模原市にあります近藤義歯研究所の新社屋にお伺いしまして、義歯の咬合調整(噛み合わせの調整)に関わる理論講義と調整実習に参加させて頂きました。院長先生、末永先生、分院の入谷歯科クリニック鈴木先生に同行させて頂き、私も初めて噛み合わせ調整のモーターを手にして技術レクチャーを受けました。

歯が上下で噛み合う日常の自然な咀嚼運動というのは、非常に複雑な歯の形態と、筋肉や顎の動きをよく理解してなくては、実現出来ないものだと理解しました。噛めないと困っている患者さんの入れ歯が、何を原因として噛めないのか。よくよく患者さんのお気持ちを聞き取る必要があります。聞き取りをした情報を手がかりに、製作をしてくれる技工所の方は、患者さんが一番気にされている主訴の改善をするために、歯の複雑な形態に対してどのような削り方をするのかを考察することが出来ます。

また近藤義歯研究所の新社屋をご案内頂きました。作業中の技工所内をお伺いしてとても驚いたのは、総勢20名を超える規模で、いまや人材不足と言われている歯科技工士の有資格者も、若い技工士さんたちが沢山働かれていました。多重チェックによる高い完成度、惜しみなく設備投資された複数台の高性能機器、多数の工程を分業で生産効率を最大限に追及した企業方針、成長ややりがい、働き方等に配慮された企業風土。大変素晴らしい環境でした。

近藤代表のお話の中では、入れ歯は「装置」ではなくひとつの「臓器」として考え、これまで20年以上もの経験から技術の試行錯誤があり、咬合(噛み合わせ)への強いこだわりと理にかなった考え方、またそこへ取り組む精神=『入れ歯道』を感じることが出来ました。また代表のお考えによれば、保険診療内の限られた材料や行程でできるだけの精度をつくしても、やはり自由診療における義歯の製作には大きな違いがあるとおっしゃっていました。とかく自由診療の入れ歯は、日本人の骨格にマッチした人工歯等の素材の選定、保険診療の数倍になるいくつもの行程などにより、まさに臓器として自然な咀嚼を回復させるための技術を駆使して製作されるものとのこと。こうした企業努力により、「入れ歯」というものを通じて、その先の患者さんの幸せな人生に少しでも関われる様に、歯科クリニックの現場で直接患者さんと関わる立場として、気持ちを新たに取り組みたいという思いに至り、大変勉強になりました。

 

今年も残りわずかとなりましたが、皆さんにどんな年だったでしょうか。

また来年も健康で、いろいろな夢、目標のために前進出来る年になります様に。​

トップへ戻る