歯科健診にいらしてください(口腔機能低下症)
投稿日:2019年11月11日
カテゴリ:スタッフブログ
こんばんは、コーディネーターの藤田です。
引き続き「オーラルフレイル」についてのお話ですが、本日は『口腔機能低下症』という言葉を挙げます。これは読んで字のごとく、口腔内の機能についてのことですが、具体的にはどのような点で見ているか、以下のように7つの視点で示されます。
- ●咀嚼機能低下(噛む力)
- ●嚥下機能低下(飲み込む力が弱くなる)
- ●低舌圧(舌の力が弱くなる)
- ●舌口唇運動機能低下(舌や唇の動きが弱くなる)
- ●咬合力低下(噛む力や残っている歯の数)
- ●口腔乾燥(お口の中の水分量)
- ●口腔不潔(舌の汚れ)
普段の生活の中で、「口腔機能低下症」の疑いまた可能性を示す身近な症状として、以下のことが挙げられます。悩ましく感じられているようであれば、一度検査を受けて頂くことをお勧めします。
- □ 半年くらい前に比べて、硬いものが食べにくくなった
- □ お茶や汁物等でむせることがある
- □ 口の渇きが気になる
上記のようなことは誰にでも、たまにはあることかも知れません。またその程度のことで、わざわざ病院に受診する必要があるのかなんて、面倒に思う方も少なくないと思います。勿論大げさに心配する必要はないとは思いますが、先にお話してきた「オーラルフレイル」の傾向が、ないに越したことはありません。検査してその傾向を知って頂く機会になれば、早期に対処できますし、保険適用内の検査です。
大事なのは「未病改善」です!
(※神奈川県歯科医師会HPより参考)
きちんと検査し、歯医者さんから「OK」をもらって、健康な状態に太鼓判をもらえば、安心して楽しい食事ができます。近頃めっきり寒くなりましたが、美味しい旬のものもでてきましたね。家族皆で旬のものを頂き、楽しい会話に花が咲く食卓を、いつも心がけたいものです。
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