歯の根元が黒いのって…
投稿日:2016年8月25日
カテゴリ:未分類
こんにちは、歯科技工士の芝です。
暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
さとう歯科クリニックではみんなで暑気払いを行いましたよ。
その前に症例発表という日ごろ歯科医師や歯科衛生士、歯科助手、歯科技工士がどのような仕事をしているのかお互いに教え合う会をしました。
その中で歯科助手から「補綴物(作り物の歯)だと天然歯に比べ歯頸部(歯の生え際の部分)の境目が目立つときがあるのが気になる」と質問をされました。
歯頸部は確かに見えにくい部分ではありますが、歯を見せて笑ったときに気にされる方も多いです。
下の画像は、白い被せ物をした時と金属の被せ物をした時の光の透過を疑似的に再現したものです。
金属の被せ物をすると影が出て、歯の根元が黒くなっています。
これが口の中だとどうでしょうか?
歯の根元がある歯肉の部分が黒くなり、歯との境目がはっきりと出てしまいます。
歯科技工士だと当たり前と思っていることでしたが、改めて質問されることによって仕事を見直す機会になりとても良い経験をすることが出来ました。
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