「オーラルフレイル」にならないように
投稿日:2019年11月8日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは、コーディネーターの藤田です。
本日のブログは、クリニック内でも掲示物や配布物、院内の動画などでお伝えしています『オーラルフレイル』という言葉についてお話します。
この言葉、皆さんはご存知でしょうか。
日本歯科医師会HPでは、1989年(平成元年)より、厚生省(当時)と日本歯科医師会が推進している「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動を20本以上の 歯があれば、食生活にほぼ満足することができると言われているとして、発信してきました。その「8020運動」に『オーラルフレイル』という新たな考え方を加えています。オーラルは「口腔」のことですが、聞き慣れない「フレイル」とはどんな意味でしょうか。フレイルとは「衰え・虚弱化」ということを意味しています。神奈川県歯科医師会HPでもとてもわかりやすく説明されています。
(日本歯科医師会 http://www.jda.or.jp/enlightenment/oral/)
(神奈川県歯科医師会 https://www.dent-kng.or.jp/colum/information/596/)
『オーラルフレイル』は、滑舌低下、食べこぼし、わずかなむせ、かめない食品が増えるなどのささいな口腔機能の低下から始まります。早めに気づき対応することが大切です。これらの様々な口の衰えは身体の衰え(フレイル)と大きく関わっています。
大切なのは「健康長寿」
寝たきりの生活ではなく、長く健康でいることです。これをサポートしていくのが我々歯科医療機関の役目なのです。まず出来ることは、定期的な歯科健診、そして定期的なメンテナンスです。
私はコーディネーターの立場で患者さんに話す機会が多いのですが、日頃「家でも車でも、長く使い続けていくものには、維持管理の為に費用や時間がかかることがありますね。」と例えてお話ししています。日ごろのお手入れで、大切にされているものと同じように、歯も大切にしていきましょう。
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