静脈内鎮静/歯科治療 体験談
投稿日:2022年6月22日
カテゴリ:スタッフブログ
ブログ更新が久しぶりになってしまい申し訳ございません。つい先日の休診日にて、私(コーディネーター)藤田が、「笑気麻酔」「静脈内鎮静」を用いた歯科治療を体験させていただきましたので、私の主観として報告させて頂きます。今回は特に、歯科治療での「痛み」を気にされている方々へ、少しでも参考になればと思い、実体験として「笑気麻酔」「静脈内鎮静」について感じたことを詳しくあげてみたいと思います。
治療内容:左上7番の金属の除去と被せ物の印象(型どり)作業を笑気麻酔、静脈内鎮静下にて実施
処置内容:(血圧測定、および血中酸素濃度測定の開始)
→(笑気麻酔導入)→(静脈内鎮静開始)→(局部麻酔)
→(金属除去)→(歯牙形成)→(仮封)
→(鎮静作用を打ち消す薬剤の投与)→(笑気撤去)
また、以下は箇条書きで思いつくままに感じたことを書き綴ってみました。
【笑気麻酔体験から感じたこと】
・鼻マスクのゴムの圧迫感は初めてつけられる時は少し窮屈に感じるが、そこまで不快ではない
・酸素だけ吸入している時と笑気ガスを混入した時とに、違いはよくわからない
・鼻マスクを着けて呼吸してみて、鼻がつまって息苦しい時はそう申告すべき
・たまに鼻で深呼吸すると、その度にだんだんと落ち着いてくる
・周囲の話声や内容は、だいたい聞こえている
・笑気の最中でも手足や頭、口元には、時に脱力感はない
・術前にトイレは済ませておくべき
【静脈内鎮静体験から感じたこと】
・腕にアルコールを塗られている時に少し緊張するが、深呼吸していると笑気が落ち着かせてくれる
・表面麻酔を使わずに、局部麻酔のみで治療を受けたが、痛みは感じなかった
・口の中を触ったり削られたりしている振動は感じるものの、形成中の痛みはなかった
・鎮静剤作用を打ち消すための薬剤を投与され、徐々に瞬きや顔の動きを自覚できた
・処置後も、1時間程度はぼんやりした状態が続いたが、体の脱力感や不調はなかった
・処置中も術者や記録者、補助スタッフの会話の空気(雰囲気)がわかる
・処置後はなぜか足(太ももやふくらはぎ辺りまで)に汗をかいていました
・処置後の水分補給は爽快でした
・処置後の車の運転はさけておくべき
意識はあるものの、痛みや不安さがなく、終始安静な状態で過ごせた実感が大きく、大変貴重な経験をさせて頂きました。歯科治療の苦痛からトラウマのようになってしまった方々、また嘔吐反射が強く苦手意識をもってしまっている方々には、安心な方法と言えます。
厚木市/さとう歯科クリニックでは、笑気麻酔、静脈内鎮静法にて処置をご希望の方に対応しています。お気軽にご相談ください。
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