大事なのは、歯科医院に通う「目的」

こんにちは、コーディネーターの藤田です。

いつも当院のブログをお読みいただきありがとうございます。先日から「オーラルフレイル」「口腔機能低下症」と聞き慣れない言葉を並べておりますが、本日もまた、まだまだ馴染みにくい言葉のひとつをご説明します。

「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」（わかるかな～わかんないだろ～な～）

詳しくは次回以降にお話しますが、あと数年もしたら、この言葉で歯医者を探す患者さんが増えることがあるかも知れません。歯医者を探す時・選ぶ時のポイントは、どのような点を重視して探されますか？

・都合のよい時間で空いている（通える）とりあえずの処置だけお願いできれば良い

・痛くない、怖くない、怒らない歯医者なら通える

・丁寧な説明があって分かりやすければ治療で通える

・腕の良いドクター（知人に聞いてみる）・・・等

その時にしてほしい施術をいかに丁寧に痛みなく対処してくれるか、通える条件で合うところ、というのが多いのではないでしょうか。痛みが生じたその時まさに何とかしてほしいという状況においてはよくある傾向だと思います。多くの皆さんが、「治療」を受ける時に初めて必要として歯医者をお探しになります。

ネット検索される場合「厚木市　歯医者」とか「虫歯治療　厚木」「日曜　歯医者　厚木」とかでしょうかね…。

でも、そもそも苦手な歯科医院とどのように付き合っていくべきか、考えてみてください。保険適用で「治療」の為に歯を削りに受診されるよりも、歯を削らずにいれるように「健康な状態を長く管理してくれる歯科医院」と言えば、その目的が大きく違いますね。医療費はなるべく抑えていくことを誰しもお考えになると思いますし、将来長くいつまでも自分の歯で過ごせることが一番だと、誰でも思うと思います。そんなお考えにたって頂けると、「予防」の為に保険適用で通うメリットが自ずと見えてきます。今まで「予防目的」では通院時間を設けてこられなかった方々は、やはり「治療箇所の多さ」が比例しています。

これからもしお考え方針を変えて頂けるならば、「より安心・安全な環境」のある歯科医院で、口腔内の管理情報を定期的に更新し「予防目的」（保険適用内）で通うことをお勧めします。症状が出る前に、まずは健診が6か月に一度。歯石が付き始めるころに歯石除去をして虫歯や歯周病を予防するのは、3カ月に一度のペースが最適です。

当院は、決められた基準を満たすことで厚生労働省から認可を受けることができる、「地域完結型医療推進を行う歯科医療機関」という位置づけにあります。かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所であることで、患者の皆さんにとって、具体的にどのような対応の違いやメリットがあるのか、次回からブログで順にお話していきたいと思います。