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歯科治療で新型コロナウィルスに感染する心配をされている方へ

投稿日:2020年5月9日

カテゴリ:スタッフブログ

歯科治療で新型コロナウィルスに感染する心配をされている方へ

【要点】

◉機械や人が感染源にならないように、日常的に様々なウィルス感染リスクにさらされている歯科医療現場には、口腔感染予防策が施されていますので安心してください

◉歯周病菌はウィルスを体内に侵入させやすい為、むしろ積極的な口腔ケアは必要です

◉現状の口腔内状態についての説明をよく聞いて、治療の継続や中断についての判断は、かかりつけ医療機関、担当医等の指示により相談して決めましょう

一部のマスメディア情報により、歯科医師や歯科衛生士といった歯科の現場に携わる人たちが新型コロナウィルス感染症の感染をしやすい危険な場所であるといった内容がでたそうです。その為か、スタッフの数を減らし、少数の患者さん対応をしている歯医者も新聞記事に出始め、身近な歯科医療機関にも現実に起こっていますし、当院もその影響の例外ではありません。

しかしながら、多くの歯科医療現場では、新型コロナウィルス感染症に限らず、肝炎やインフルエンザ等、常日頃から様々なウィルス感染リスクと関わっていることは、医療従事者として当然の認識です。患者や歯科医師他スタッフ等が双方に感染しない為には、感染症リスク対策として日常的に行っていることが、徹底できているか否かにつきます。ウィルスと名の付く感染症リスクの観点で、使い捨てにすべきものをすべて交換し、直接口腔内に使用した専用器具等は高精度機械で滅菌して使用し、患者間・従業員間での感染を防ぐことは、そもそも安全な診療環境維持・存続の為に必要なことです。

歯科医療現場において、日常的に感染予防対策を図っている環境であることを明確に示し伝え、それでもなお患者さんお一人ずつに、手指消毒やうがい等、診療時の感染対策にも十分ご理解の上、感染対策をしている環境で治療を継続できることを安心材料にして頂きたいと願います。

インフルエンザの感染に関する研究からも、歯周病菌は体内にウィルスを侵入させやすくする酵素を出すといわれている為、治療継続を躊躇(ちゅうちょ)して口腔ケアを十分に受けずにいることは、むしろ口腔内環境を悪くし新型コロナウィルスの感染リスクを高めてしまうといってよいわけです。

したがって、歯周病の治療や、経過処置を受けている最中の方、また連続する根の治療(感染根管治療)等を必要とし受けている患者さんには、現在の状態や治療継続の主旨目的、継続の必要性について十分に理解を頂く事が、ご自身の体を守る為にとても大切な情報となります。かかりつけの歯科医院でどのような経過判断をしているのかよく話を聞き、継続の必要性が高いのか、少し期間をあけても良いのか、よく相談をして決めていきましょう。

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